カラスの魅力とは?

魅力① 実は「つぶらな瞳」がとてもカワイイ、からだのフォルムもカッコいい!

ふだんはあまり近寄る機会がないかもしれませんが、よく見るとカラスは真ん丸でつぶらな愛らしい目をしています。羽根にも、実は青や紫の美しい光沢があるのです。

 

カラスにも種類があって、例えば都会に住んでいて嘴の太い「ハシブトガラス」がよちよちと道路を歩く姿は、まるであどけない子どものよう。

 

また、郊外に住んでいる「ハシボソガラス」は、すらっとしたくちばしに直線的なフォルムがカッコいいと、アート関係や男性のファンも多く存在します。

魅力② 賢いけど、ビビりでオトボケ? 行動が人間味にあふれ、見ていて飽きない

クルミを車にひかせて割ってみたり、一度に10人以上の人の顔を覚えたりと、カラスは学習能力が高く「人間の5~6歳児と同程度」だとも言われています。

しかし賢いだけではなく、ちょっとお茶目な一面があるというギャップも彼らの魅力。人や犬のモノマネをしてみたり、ビルの屋上でゴミ蹴り遊びをしてみたり、エサ争奪戦に夢中になってうっかり転んでみたり、奥さんの尻に敷かれてみたり…と挙げればきりがありません。

 

いつまで眺めていても飽きないカラスは、まさに「街の娯楽」「無料のエンタテイメント」なのです。

魅力③ カラスを知ること=日本を知ること。神社や祭、歴史との繋がりも面白い!

サッカー日本代表のシンボルマークが「八咫烏」(やたがらす)であるように、大昔からカラスは「神の遣い」として大切にされてきました。

 

和歌山をはじめとした熊野神社や京都の下鴨神社、東京の烏森神社にもカラスが祀られています。

 

日本のお祭りや伝統行事、世界の神話にもカラスと関係するものは多く、その歴史を紐解けば、たくさんの面白い発見に出合うことができるでしょう。